新芽

 

2024/04/18

センターに咲いていた桜は散り、葉っぱが少しづつ開いてきています。

この季節によく見つかるムササビの食べ残しがあります。

新芽の食痕です(写真にはフンも写っていますね)。樹上で枝を噛みきり、先についている新芽部分だけをかじっています。この時に前歯できれいにかみ切るので枝が斜めにカットされているのが見分けるポイントです。葉っぱを食べるときには一口だけかじって後は落として捨ててしまいますが、新芽の時も同様にすべての新芽はかじらずに一部分だけ食べているようです。もったいない…。

この新芽の食痕は晩冬から初夏にかけてよく見られますが、3月下旬から4月上旬にかけては桜とクヌギの木の下で特によく見られます。道路に落ちている時は分かりやすく、10~20㎝ほどの細く枝分かれした、そして青々とした枝が、横たわるというより転がるように立体的にたくさん落ちているので、知っていれば自然と目につきます。

ぜひセンターにいらしたときは探して見てください。オススメは宿泊棟C棟と林の間の通路です。

イアーゴ

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