小さなタマムシ
2024/06/24
昨日まで続いた雨が上がり、気温が一気に上がりました。30℃を越える夏日です。
蒸し暑くなり、クヌギの近くではクワガタたちが好きそうな濃い樹液の香りがします。虫たちは大喜びでしょう。
先日、野外炊事場でキレイに輝く虫を見つけました。キラキラというよりもギラギラと光る小さな虫です。
マスダクロホシタマムシでした。タマムシと言うとヤマトタマムシ(いわゆるタマムシ)が有名ですが、日本には19種類ものタマムシがいるようです。ヤマトタマムシのような大型はごく一部で、ほとんどのタマムシは1㎝ほどの大きさです。
このマスダクロホシタマムシ、近くで見ると表面が細かく凸凹していて、ヤマトタマムシのように全体的なツルっとした金属光沢ではなくザラザラと細かく光っています。某カードゲームのレリーフ加工のようです。
タマムシのほかにもセンチコガネやカナブン、オサムシ、カメムシ、ハンミョウ、ヒメツチハンミョウ、アシナガバエやハムシのなかまなど、七沢で見ることができる金属光沢のある虫はたくさんいますが、それぞれ違った光り方をするので観察してみると面白いかもしれません。
イアーゴ